オタクのメモ帳

オタクです。イベントとかライブの感想を書いていきます。

83シアター→時空警察→対胤の話

7月は、3つの舞台を見に行ったので感想など。。

1つ目は、

7月3日に83シアターさんの

 星くず14号~GAME

(HP→http://83theater.com/show/live-vol-5)を見に行きました。

観に行った理由は、AIKATSU☆STARSの未来みきさんがご出演されていたためです。オタクですいません。

昨年末に同じ83シアターさんが公演された「バーキンバーキン」でもみきさんがご出演されており、その縁での出演だと思われます。バーキンバーキンは、派手な見せ場は無いですが、笑いとシリアスのバランスが良く、そしてクリスマスシーズンにぴったりなちょっとした感動ストーリーで非常に面白かったです。そんなこともあり、今回の話も割りと期待して見に行きました。演者目当てだけではないということを強調しておきます。

話のあらすじは、HPを見てください。

ざっくりいうと、ネットで知り合った顔も知らない恋人に「上野駅のパンダ前で会おう。あ、笹持ってきて!」と言われ集まった女性”達”のお話です。

話の結末をざっくりいうと、結局その人たちは、同じHNの男性に騙され、貢がされていたというオチです。出会い系に騙されていた女性の悲しい悲劇です(涙)。

序盤では、各人がネットで恋人と集まったことを言わずに、互いの素性を探り合います。

個性あふれる人物像と各々の男性にまつわる失敗談などが徐々に明らかになっていきます。

この時点で、客として見ていると”ああ、何かあるな”という感じが分かるので、物語を推理していこうとなって楽しめました。

(まぁストーリーとしては、推理物ではなかったんので、謎ときのような部分はありませんでした。)

全体的な感想としては、登場人物のキャラクターの良さと間に挟まれるネタが面白かったです。内容的には、負け組の中にも信じるべき信念やプライドがあるんだ!みたいな感じが伝わってきました。

今回の話は、次回公演「星くず14号~Play~」の方と繋がっているようで、そちらを見ないと物語の核が分からないらしく、若干消化不良気味に終わりました。。。

なので、物語全体についてはPlayを見てから、また感想を書きたいと思います。

みきさんは役者としては2回目の舞台でした(あってるよね?)。

前回の時は、THE・未来みきという感じの役でしたが、今回は、みきさんが素で持っている天然な感じを生かしつつも、物語に味を与える良いキャラクターを演じられていたと思います。

みきさんは、結構ポテンシャルは高い方だと思うので、これからもいろいろな場面で活躍していってほしいです。

2つ目、

アリスインプロジェクト時空警察クロノゲイザー」

観に行った理由は、AIKATSU☆STARSの天音みほさんがご出演されていたためです。

アリスインさんの舞台は、クオンタムドールズぶりでした。

今回の話は、時の流れを管理する時空警察のお話でした。

時空警察はシリーズもので、過去作では瑠香さんもご出演されていました。

前作を見たことが無いので、シリーズ間のつながりなどは分かりませんでしたが、今回だけ見ても話を理解することはできました。

設定からして、ややアニメチックな印象を受けていましたが、実際に見てもそんな感じでした。いわゆる、タイムパラドックスものやタイムリープものの作品でした。

感想としては、物語の始まりが物語の終わりと繋がるタイムリープものらしい良い作品でした。キャラクターが多く、1度しか見なかった私は途中ついていけなくなる部分もありましたが、面白かったです。特に、アリサが登場するシーンは、真打登場という感じがしてかっこよかったです。また、クロノゲイザーとなるシーンも同様にかっこよかったです。

ストーリーと演出は良かったのですが、殺陣で動きのぎこちない方が多く、そこはちょっと残念でした。

女優・天音みほを見たのは、今回が初でしたが、アリサとして登場してくるシーンでは、悪に立ち向かうヒーローのオーラが出ていました。オーラがまぶしかったです。それくらい役になっていたと思います。

3つ目、

無頼くノ一 零の段  対胤《TWIN》 ~二人の羅刹~

観に行った理由は、AIKATSU☆STARSの瑠香さん、かなさん、みきさんがご出演されていたためです。

内容とかは、HPを見てください。

http://www.alaeangeli.com/information/%E6%9C%AC%E7%95%AA%E3%81%BE%E3%81%A7%E6%AE%8B%E3%82%8A2%E9%80%B1%E9%96%93%E3%82%92%E5%88%87%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%EF%BC%81/

適当に感想。

殺陣がかっこよくて見ごたえありました。

話の内容は、ちょっと複雑というか設定が細かく、分かりにくかったですが、その分1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と観るほどに物語への理解が深まり楽しめる作品でした。

また、始まりと終わりが綺麗につながるストーリーで面白かったです。

光の使い方が上手く、舞台の小ささを感じさせない演出が素晴らしかったです。

この舞台では殺陣もあったのですが、迫力があり観ていて楽しかったです。

瑠香さんは、舞夢と麗雪という、キャラクターを演じていました。

仲間の死や敵との対峙を乗り越えて成長し、「麗雪」を名乗るシーンでは、思わず鳥肌が立ちました!その後の刀を振る麗雪は、とても力強く、また美しかったです。

また、愛野えりさんは、普段の感じからは想像もできないような悪の権化”骸喰の羅刹”を演じられていましたが、とても似合っていました!常に腹黒さを感じさせる口調が素晴らしかったです。

星咲花那さんは、今回初舞台とのことでしたが、そんな印象を受けない堂々とした演技でした。閻魔様のやり取り、非常に面白かったです。

みきさんは、83シアターの時とは違い威厳のある神様の役でした。綺羅綺羅粉を振り撒くシーンがあったり、みきさんらしい部分もありましたが、落ち着きがあり人間を思う神様をよく演じられていたと思います。

たまにしか舞台を観ないのですが、アニメとかと違う良さがあり楽しかったです。また、機会があったら見に行きたいと思います。

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・舞台を観て感じたことのメモ

舞台を観ていると、受け手側が相手の言うことを既に知っているかのように会話が進んでいくことがあり、たまに違和感を持つことがあります。

キャラクターによっては、それもありだと思うのですが、ツインでの閻魔様と潮ちゃんの会話では結構な違和感を持ちました。

演技の上手い、下手を言えるほど舞台を観たことが無いので、その辺については何も言えませんが、舞台を見慣れている人がどう思ったのか気になります。

私が普段見ている”アニメ”とは、会話のテンポが違うのかな~って感じで思っています。

まぁ、楽しければOKで~すというのが、エンタメの本質なので些細なことだとは思いますけど。

その意味では、花那さんの演技は非常に見やすかったです。